玄関ドア改修工事の一連の流れ

ご訪問ありがとうございます。

 

施工管理部ファサード設計課の浜田です 😀

 

皆様、あけましておめでとうございます。

本年も何卒宜しくお願い致します。

 

2015年が始まり早や2週間が経ちましたが、最近はインフルエンザが大流行しておりますのでこちらをご覧の皆様も充分予防し、気をつけましょう。


 

今回はお客様からお問い合わせが多い玄関ドア改修工事の実測調査から工事完了までの流れをご紹介します。

 

以前ブログにて玄関ドア改修工事の現場紹介をしましたが、今回は更に細かくご紹介をさせて頂きます。


 

①実測調査

事前にチラシなどで実測日時のお知らせをします。

お客様のご都合の悪い場合や時間指定のご希望がある場合にはお電話をいただき、お客様のご都合の良い日時に伺います。

 

ここで間違えると玄関ドアが取付できないため、慎重に調査します。

スケールや定規を使いミリ単位で調査します。

 

 

②作図~製品手配

実測調査の資料を基にCADで作図します。

まずは既存枠の作図をします。

次に既存枠に新規ドア枠をはめ込みます。


最後に必要な寸法や文字を記入して作図完了です。

 

作図完了後にお客様と打合せを行い、図面内容のご了承をいただき、製品手配となります。


製品の種類や時期によって多少違いはありますが、製品完成は製品手配から1ヶ月半~2ヶ月くらいです。

 

③取付工事

さて、いよいよ取付工事です。

こちらも実測調査の時と同様で事前にチラシなどで日時をお知らせし、お客様とのご都合が合えば工事日が決定します。

工事当日、お客様への挨拶・工事の説明が終わりましたら工事開始です

 

1) 養生

廊下や室内に傷をつけない様に養生をします。

玄関側は防炎シート、廊下側はベニア板で養生します。

 

2) 既存扉撤去

既存扉についている金物を取外し、扉を撤去します。

 

既存郵便ポストの取外し。

 

 

既存丁番の取外し。

 

 

既存扉の撤去。

 

養生から既存扉の撤去まではわずか3分です!!

 

3) 防錆塗装

既存枠でスチール部がむき出しになっている所はさび止め塗料を塗布します。


丁番や錠前(枠側)の撤去部分。


新規枠がかぶさり見えなくなる場所なので、念入りに塗布します。


 

4) 下地材取付

新規枠を取付る為の下地材を、電動インパクトドライバーを使いドリルねじで止めていきます。


ゆるみが無いようにしっかりとドリルねじ止めします。

 

下地材の取付け位置確認。

下地材の位置が決まれば新規枠の取付です。

 

5) 新規扉取付

新規枠のはめ込みをします。

 

新規枠をドリルねじ止めしていきます。


 

新規扉の吊り込み。

 

金具の取付け。


 

郵便受け箱の取付。

 

 

錠前(グリップハンドル錠)。

錠前の取付。

金具の取付け完了。

 

金具はすべてねじ止めでの取付です。ねじの緩みや抜けがあると性能低下につながるのでしっかりと取付します。

 

6) 後片付け

取付けが終わりましたらゴミや切りくずが残らないように丁寧に掃除をします。

念入りに掃除機をかけます。

 

クリーニングをして完了になります。

 

 

③検査~引渡し

弊社施工管理部の現場担当者により社内チェックを行います。

ドアクローザの調整良し!

 

錠前の調整良し!

 

扉の開閉良し!合格!!

 

厳しいチェックに合格したらお客様に引渡しです。

 

使用方法や注意事項などを説明します。

厳しいチェックに合格したら、お客様にお引渡しです。

 

④工事完了


施工前

 

施工後

 

 

今回の工法は「持ち出し工法」と呼ばれる工法です


メリットは

・既存枠からの狭まり寸法が小さく開口を広く確保できる事

・既存枠切削の必要が無いので火花が出ない。


またデメリットとしては

・既存枠からの出寸法が大きい事(外部側にドアが出っ張ってしまう)です。

 

 

今回の工事は外壁塗装工事と同時期の工事でしたので、火花などで外壁をよごす心配も無く工事ができました。

 

こちらをご覧になられて、ご紹介した商品がお気になられた管理組合様・設計事務所様・ゼネコン様は是非三和アルミ工業まで是非ご相談を下さいませ!